イソザキ商店について

「現場第一主義」を 一生涯モットーとして

はじめまして。

この商店を営んでおります磯崎です。私が家業であった磯崎商店を受け継ぎ「イソザキ商店」と改名し、はや二十数年が経とうとしています。

あさりの納品メーカーとしては決して大きく成長しているわけではありませんが、私のモットーである「現場第一主義」を大切にして心に念じ、本当の意味での ”お客様” まで安心した食品を食していただけるよう、努力しております。

出荷商品である「アサリ」「シジミ」「蛤」などは、活貝ゆえに、活きたままお客様のお宅まで届くのが当たり前ではありますが、一粒ひとつぶ個体差があるために、工場で生産管理された商品とは少し違いがあります。

水槽から出荷のための水揚げをし、洗浄・選別・計量・梱包・・・という工程を経ていくうちに、貝たちにも人間でいうところのストレスのようなものが溜まってくるはずだと、私は常々思っています。

毎日活き貝と向き合っていると、寿命であろうと思われるものや、生き生きとしているもの、何となく苦しそうなものも、思わず「おい、どうしたんや?元気ないな」と声をかけてしまうことさえあるのです。まさしく、一粒ひとつぶが、採れた日の天候や気温、いろいろな状況によって違っています。よく社員たちからも「なぜわかるんですか?」と聞かれますが、それはなんとも言葉では表現し難い、感覚的なものであり、あえて例えるならば「会話」をしているとしかいえないような感覚です。

ですから、私は毎日「貝を見て、声を聞き」ながら、「頑張って、行って来い」とはげましながら出荷しています。

「食の安心・安全」への高い意識がある日本においては、管理状態が悪い輸入品(決してすべてが悪い訳ではありません)に対し、不信感や不安は尽きぬことだと思われます。

イソザキ商店では、三重県産を主体として出荷しておりますが、各漁協からの仕入れだけでは365日休みなく良い品物を届けることに不十分だと感じており、数年前より漁師さんたちからの直接の買受に力を注いでいます。

採貝する人たちの顔を見て、対話をする。
現地の状況はどうか、貝たちは機嫌よく元気に海の中で育っているか、それを直接聞くことも、よい貝にこだわるためには大切なことだと日々気付かされています。

そのようにして買い付けたイソザキ商店の貝たちが、工程を経て出荷に至るときも、「元気でがんばれ」を忘ないためにも、「現場第一主義」を貫いていきます。

「良い商品がお客様のところに届きますように」を忘れない、
そんな貝屋が「イソザキ商店」です。